トップ > 新刊書籍 > 答え方が人生を変える

答え方が人生を変える あらゆる成功を決めるのは「質問力」より「応答力」

答え方が人生を変える
ウィリアム・A・ヴァンス/神田房枝 共著
  • 書籍:¥1,600(税別)
  • 電子書籍:¥1,280(税別)
  • 四六判・並製/288ページ
  • ISBN978-4-484-17214-9
  • 2017.5発行
85カ国延べ25,000人以上にコミュニケーション指導をしてきた言語学者が解明した、必ず質問者の期待を超える「最強の答え方」とは?

書籍

Amazon 7net 楽天BOOKS

電子書籍

Amazon kindle 楽天kobo iBookStore honto Reader Store 紀伊國屋書店 BookLive

内容

「質問の訊いていることに答えなさい」
「答えは短く、簡潔に」

話すコミュニケーションでは、これは正しくありません。
必ず相手に満足してもらい、自分を強力にアピールするためには、
質問を「リープ」(跳躍)することが必須です。
本書では、その戦術を詳述します。

本書の戦術を使うと――――――
・コミュニケーションが生産的になる
・誰とでも良好な人間関係がつくれる
・自分の能力や人格をしっかり伝えられる
・どんな質問も怖くなくなる
・どんな言語でも(英語でも中国語でも)通用する


◎答え方の基本や戦術そのものにフォーカスした初めての書籍です。
◎日本語に限らずどの言語でも使える「答え方のノウハウ」です。
 
「あの時、こう言えばよかった」 「なぜあんなふうに返答してしまったんだろう」
そんな “話すコミュニケーション” に悩んでいるビジネスパーソン必携。

 

目次

イントロダクション――ウィリアム・A・ヴァンス


第1 章 あなたを最高の コミュニケーターにするのは「答え方」である

 1 世の中に蔓延しているコミュニケーションの3つの誤解
 2 刑事でなければ「質問力」を磨く必要はない
    ソクラテスの「質問力」レベル
    ドラッカーも「質問はすごい!」と言うけれど
    同じ質問をしても、ノーベル賞を受賞するのはたった一人
    質問の効果は100%相手の答え次第
    「答えよりも質問で人を判断すべきである」は本当か 3
 3 「短くまとめること」は、実は非効率である
    あの有名なトヨタ流についての勘違い
    話すコミュニケーションの難易度は、桁違いに高い
 4 質問を“超えた”答えが人を動かす
    大人なら破るべき伝統的なコミュニケーションの掟
    超外向的な性格でも日本人がおとなしい印象を与える理由

第2章 「質問をリープする」が最強の答え方である

 1 「質問をリープした答え」が、あなたの願いをもっとかなえる
    日本人がハーバード大学20人の教授を印象づけるための極意
    成功者との切っても切れない関係
    失敗に終わっても称賛の嵐はやまない
 2 どんな場面でもあなたの答えが予想以上の利益を生む
    日常会話を不毛にしないための習慣
    答えの価値で、質問の可能性を開く
    あなたの答えが理想的なシナリオを作っていく
  [コラム1] ブッダが起こした「答え方」の奇跡

第3 章 「答え方」の基本7原則――「質問をリープする」ための条件

 原則1 質問者が求める完全な情報を提供する
 原則2  簡潔さとは「長さ」ではなく「程度」の問題である
 原則3  「答え方」がすべての透明性の始まりである
 原則4  エビデンスを日常化する
    4分の3以上の人々の信頼を得る
    犬も食わない夫婦喧嘩も円満解決
 原則5 強弱の関連性を操作して答える
    ハズれた答えこそ、着火しやすい発火点だ
    イノベーションは「答え方」から生まれる
 原則6 「曖昧さ」は戦術の一部としてのみ使う
    ビジネスに蔓延する2つ以上の意味に取れる曖昧さ
    1秒間のこと? それとも数億万年間のこと?
  [コラム2] 「難しい」はギリギリまで禁句である
 原則7 最適な答えの構成を画策する
    異なる構成法で答えの価値をハイライトする
    ベストマッチな構成選びを習慣にする

第4 章 どんな場面でも自由自在に自分の意見を述べるには?(第1のリープ)

 1 「スプリングボード」を使ってどんな質問にも悠々と答える
    人生を左右する絶体絶命の場面での救世主
    質問に忠実過ぎる答えから跳躍する
 2 スプリングボードの技術
    キーワードテクニック
    リダイレクティングテクニック
    スプリングボードを使って起死回生した例
 3 明確なゴールを定め、フレキシブルに跳ぶ
    交渉の達人ヘンリー・キッシンジャーは「リープ」の名手だった5
    スプリングボードの感覚をつかむ
    留意点とまとめ

第5 章 相手と効率的に、より深く理解し合うには?(第2のリープ)

 1 「ワンス・アポン・ア・タイム」と決別する
    集中力が続かない人間の思考モード
    ビジネスでは何をどう変えるべきか
    これが時代錯誤的メッセージの伝え方だ
    現代的思考モードに合わせると聞き手の持久力はアップする
 2 IT時代に聞き手の関心を鷲づかみする答え方とは? 
    質問者の心にあるリアルな質問にフォーカスする
    相手の関心事が不明な場合
 3 さまざまなシーンで真価を発揮する
    「質問を相手本位にリープした答え」
    コミュニケーションを日常的に効率化する技術
    上司や部下、顧客の集中力をマックスにする
    20世紀型スタイルから卒業する快楽

第6 章 あなた自身をさりげなく売り込むには?(第3のリープ)

 1 典型的な質問だからこそ、世界ビジョンを描く
    典型的な質問への答えこそ、あなたの夢をかなえる土台となる
    アップル社で社員が避け続けていた質問
    「3人の石工」は、いかに自分の能力を伝えるかのお話
 2 典型的な質問に答えるときの4つのポイント
    ポイント❶ 巨視的な全体図とそのエンド目的(究極目的)から見晴らして答える
    ポイント❷ 状況に応じて、部分画像にズームインする
  [コラム3] ミス・ユニバース優勝者の答え方
    ポイント❸ たった15分の練習でカリスマ性は作り出せる
    ポイント❹ 専門用語や難度が高い単語はオン・オフする
 3 実際に「典型的な質問」に答えてみよう
    4つのポイントをあてはめる
    クイズ
  [コラム4] 面接官の感動が止まらない「第3のリープ

第7 章 情報の本質を人と分かち合うには?(第4のリープ)

 1 コミュニケーション能力は今や義務である
 2 なぜ情報は空洞化するのか?
    マルチタスキングと記憶
    加速度的に情報にムラをつくるメールの罪
    ビジネス効率は「阿吽の呼吸」で半減する
 3 情報の空洞を埋めるゴールデンルール
    不可欠な情報は絶対に落とさず伝える
    6つの要素で360度的視野を手に入れる
    高度に専門・分業化が進んだ今こそPISTOLの出番だ
    医師と患者の会話をストレスフリーに
  [コラム5] デルフィの神託から学べ

第8 章 あなたへの信頼を不動のものにするには?(第5のリープ)

 1 あなたの答えは、質問者が求める答えとは相当ズレているかもしれない
    欲しいのは問題解決方法
    プロセスやマニュアルやポリシーから脱線する勇気
    世界中の人々が求めてやまない答えの共通点とは?
 2 答えは、問題解決に向けた熱い意思で突き抜ける
    IT時代のダメな答えとは?
    ワースト3の答えを修正する
 3 あなたの評判を押し上げる答え――3つの裏技
    チームメイトになれば幸せに問題解決ができる
    あなたの予知能力に誰もが感謝感激する
    ポジティブ&スーパーポジティブな単語を使いこなす
    マニュアルで拒絶した答えがここまで変わる
    「質問」と「答え」のパワーゲームの結末

エピローグ――神田房枝

参考文献


略歴

ウィリアム・A・ヴァンス William A. Vance
言語学者/認知科学者。米国イェール大学にてビジネススクールや世界のエリートが集うワールドフェロープログラムで教鞭を執る他、フォーチュン500社、研究機関、国際機関のクライアントに成功に導くビジネスコミュニケーションを指導している。シカゴ大学卒業後、イェール大学大学院にて言語学博士号取得。イェール大学ビジネススクールコミュニケーションセンターの設立者であり、元ディレクター。東アジアの人々のコミュニケーション研究開発に情熱を持ち、日本でも、ファイザー、マッキンゼー・アンド・カンパニー、新日鉄住金、国立病院機構熊本医療センター、慶応義塾大学などでグローバルに活躍するためのコミュニケーション戦術をコーチし、その科学的アプローチと高い効果で人気を博している。
日本での著書に『ドクター・ヴァンスの英語で考えるスピーキング──すらすら話すための7つの思考法』『ドクター・ヴァンスのビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』(共にダイヤモンド社)、『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術──エール大学厳選30講』(CCCメディアハウス)などがある。
www.dr-vance.com

神田房枝 かんだ・ふさえ
コミュニケーションコンサルタント、(株)エグゼクティブボイスジャパン東アジア開発ディレクター。日本航空国際線客室乗務員として世界中を旅し、日本国政府専用機にも乗務する。退職後、イェール大学大学院にて東アジア学修士号、博士号を取得。その後、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン美術館勤務を経て現職。日米での就業、プレゼン、交渉、インタビュー経験を生かしてコミュニケーショントレーニングとアセスメントを法人に提供している。ハルピン工業大学への留学経験もあり、中国語も堪能。
訳書に『その仕事は利益につながっていますか?── 経営数字の「見える化」が社員を変える』『ドクター・ヴァンスの英語で考えるスピーキング──すらすら話すための7つの思考法』(共にダイヤモンド社)など多数。
www.fusaekanda.com
●装丁・本文デザイン/ 轡田昭彦+坪井朋子
●校正/円水社