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売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント

売上目標は立てるな!
岩渕龍正 著
  • 書籍:¥1,500(税別)
  • 電子書籍:¥1,200(税別)
  • 四六判・並製/216ページ
  • 978-4-484-13231-0 C0034
  • 2013.08発行
やる気がない、成果の出ないスタッフをどうマネジメントするか? 予算やノルマなど「上から目線」の目標では人は動きません。本書では、従業員20人までの会社や部署で抜群の効果があることが実証済みの「全員のやる気が出る方法」を公開します。

書籍

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電子書籍

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内容

マネジメントについての本はこれまでほとんど大企業向けで、優秀でやる気にあふれた人材を採用することが難しい中小・零細企業では役に立たないことも多かった。本書では、歯科業界のカリスマコンサルタントとして知られる著者が従業員10名前後の会社をまとめるリアルマネジメントの手法を具体的に紹介。著者オリジナルの「夫婦経営」の極意も必読。

目次

はじめに あなたの会社はやる気があるだろうか?

第1章 こんな社長が部下のやる気を奪う!

何かあるとすぐ怒る「激怒型社長」
売上や予算のことしか言わない「売上追求型社長」
スタッフと全然話をしない「ワンマン社長」
ゴルフや株、○○会の理事など「会社以外のものにハマっている社長」

第2章 社長は予算ではなく「仕事観」を語れ!

結果至上主義はやる気を奪う
売上目標、予算を達成して喜ぶのは社長だけ
会社をまとめるうえで最も重要な「仕事観」とは何か?
最も良くない仕事観は「お金のためだけ」
「三つのため」の仕事観を形成する
リーダーの仕事観はどうあるべきか?
会議では「今までと違うことをやる」「今まで以上のことをやる」意味について語ろう
社長は会議で仕事観を語り続けよう!

第3章 社長は愛のムチではなく「ストローク」を打ち込め!

怒ってもスタッフはやる気にならない
「ストローク=心の栄養」の打ち込み方
否定的ストロークも必要不可欠
絶対にやってはいけない「ディスカウント」
挨拶だけでもやる気にできる

第4章 社長はキャバ嬢ではなく部下と面談しろ!

社員の「心調管理」こそ社長の仕事
二〇人までは毎月、全員と面談しよう
初回の面談の進め方
二回目からの面談の進め方
新しい取り組みは必ず定着させる
不平不満愚痴文句大会を中止させる
「グッドアンドニュー」でプラスのエネルギーを充満させよう
スタッフの誕生日をお祝いしよう
相互理解を深める「パートナートーク」を実施しよう
会社が目標を決めるのではなく、各自に目標を設定してもらおう

第5章 ゴルフに行くなら自分がいなくてもいい仕組みを作れ!

「マーケティング事例」と「満足度アップ事例」で成功事例を共有する
スタッフも会社のことを考えるようになる! 改善提案シート
社内の情報共有化・蓄積にはSNSを使おう
スタッフ教育にいくら使ってますか?
採用がダメな組織はダメ組織。「猫の手採用」してませんか?
業務マニュアルと教育カリキュラムでやり方と考え方を徹底する
すべての仕組みを人事評価制度に組み込もう

第6章 愛人の話より妻の助言に耳を傾けろ!

愛人がいる社長は「誠実でない人」のレッテルをはがすことはできない
「あなたは裸だ!」と直言してくれるのは妻だけだ!
好きな時に来て好き勝手なことを言う妻は嫌われる
あなたの妻を、経営者としての自覚と覚悟をもった妻に育てる
社長が会社も家庭も成功させる秘訣は「夫婦経営」だ

あとがき

推薦の声

ジェームス・スキナー氏(『成功の9ステップ』著者)
現場に徹している著者ならではの指摘ばかり。
本書は零細企業にとって良いヒントになるだろう。

石原明氏(経営コンサルタント)
中小企業の経営について、細かなところまで親切丁寧に指導されている岩渕さんの姿勢にはいつも感心させられます。この本はその仕事を通して積み重ねてきたノウハウが余すところ無く、ふんだんに盛り込まれていて価値が非常に高いです。

鮒谷周史氏(有限会社セカンドステージ代表・ビジネスメルマガ『平成進化論』発行責任者)
会社設立以来、コンサルタントとして自社ならびにクライアント企業を成長させてきた著者が、小規模企業のマネジメントの極意を包み隠さず、惜しむことなく、開示しています。
理想論だけにとどまらない、すぐに実行できる幾多の具体的な方法が満載されている、即効性の高い書籍です。マネジメントに悩まれる、中小企業経営者の皆さんに、ぜひ一読されることをお薦めいたします。

青木仁志氏(アチーブメント株式会社 代表取締役社長)
「実績は実在なり」という言葉がありますが、まさに著者の岩渕氏は、多くの経営者・スタッフを成功に導いてきたコンサルタントです。この本と出合うことで、一人でも多くの方に、スタッフを幸せにし、お客様と社会に貢献できる経営を実現していただきたいと思います。

原田隆史氏(株式会社原田教育研究所 代表取締役社長)
私は31年間、家庭、学校、会社を育て、成果を生むための教育を行った。
コツは同じである。
全ては「経営」である。
家族経営、学校経営、会社経営、そして人生経営である。
経営とは、夢、理想を未来に掲げ、それを具体化するための取り組みである。
会社の夢、理想を経営により手に入れる極意が本書にはある。
学び、即実行し、成果を得てもらいたい。

清水康一朗氏(ラーニングエッジ株式会社 セミナーズ創始者)
久しぶりに「社長必読のすごい本」に出会えました。
何と言っても具体的で実践的。机上の空論ではない。
幅広い経験と大量の事例、そして深い考察と実践から
生み出された本であることは、読めばすぐわかる。
中小企業経営者は、ぜひ読んで欲しい。
社長の悩みの解決策が満載です。

「はじめに」より

あなたの会社はやる気があるだろうか?

「やる気がある」というのは、一般的には個人について使われる言葉です。
しかし私は、これまで何百社ものコンサルティングをしてきて、「やる気を出す」ことを個人に任せていたら、会社は崩壊すると気づいたのです。
そして、社員一人ひとりのやる気に依存するのではなく、会社全体としてやる気が出るような方法がないかを模索してきました。
私は中小企業、それも主として従業員数10人前後の会社のコンサルティングをしています。このような零細企業には、いい人材はなかなか来ません。実際、零細企業でいい人材を採用するのはとても難しく、有名企業に就職していく優秀な人材に比べると、能力の点でもやる気の点でもはるかに劣る人しか採用できないのです。
私はコンサルティングを始める時、まずクライアントの全スタッフと一人につき30分近く時間をかけて面談をします。その際、「どうしてここで働こうと思ったのですか?」という質問を必ずします。すると、「家から近かったから」「本当は違う仕事をしたかったんだけど、就職できなかったんで仕方なく」「親から言われたから」というような人ばかりです。「この仕事をしたかったから」「この会社で働きたかったから」というような、やる気のある人はほとんどいない状態から、私のコンサルティングは始まるわけです。

一般論として、会社が今よりも良くなっていくためには何をすればいいでしょうか?
何百社ものコンサルティングをしてきて、私が得た結論は二つです。
「今までと違うことをやる」
「今まで以上のことをやる」

この二つしか方法はありません。
しかし、人間は変化を嫌う生き物です。そして、やる気のない従業員は今まで以上の負担、負荷、仕事量を嫌がるものです。どんなにすばらしい取り組みでも、現場のスタッフが実行してくれなければ絵に描いた餅に過ぎません。「私はすばらしい提案をしました。成果が出なかったのは、おたくがやらなかったからだ」では、零細企業のコンサルティングは務まらないのです。提案し、実際にやってもらうことにまで責任を持つ――それがコンサルティングだと私は思っています。

とはいえ、コンサルタントなんていうわけの分からない怪しい人が外部から突然やってきて、今まで以上に仕事が大変になるようなことを提案して、現場が簡単に受け入れてくれるはずはありません。当然、私は多くの失敗を積み重ねてきました。クライアントのスタッフが大量に辞めてしまったこともあります。
しかし、そのような失敗から学び、試行錯誤を積み重ねてきたからこそ、私は「会社のやる気が出る方法」を編み出すことができたのです。これは、従業員数10人前後の会社には抜群の効果を発揮しますし、もちろんそれ以上の規模の会社でも、部署単位でしっかりと実践していけば目に見える効果があることが実証済みの方法です。

略歴

[著者]
岩渕龍正(いわぶち・りゅうせい)
経営コンサルタント。学習院大学経済学部卒業後、船井総合研究所入社。サービス業のチームで修業後、歯科医院経営活性化プロジェクトチームを自ら立ち上げ、人脈なし、ノウハウなし、経験なしの状態から地域一番医院を続々誕生させる。2004年、この業績により社長賞を受賞。
2005年に独立。妻の泉とたった2人で経営戦略研究所株式会社を起業し、代表取締役に就任。本書でも勧めている「夫婦経営」を実践。起業からわずか5年で年商3億円の国内中堅規模の経営コンサルティング会社に成長させ、自分が抜けられる体制・仕組み・組織を確立。2013年現在、経営コンサルタント8名、クライアントは常時100件を超える。経営者・スタッフにかかわらずクライアントからの信頼は絶大で、現在は新規の依頼を受けきれない状態が続いている。
www.iwabuchi.net
●装丁・本文デザイン/轡田昭彦、坪井朋子