イタリアの引き出し

イタリアの引き出し
内田洋子 著
  • 書籍:定価1870円(本体1,700円)
  • B6変型判・上製/208ページ
  • 978-4-484-13216-7 C0095
  • 2013.05発行

イタリアで出会った人々のふつうの日常を美しい文章で切り取ってきた内田洋子さんの最新作。madameFIGARO.jpに連載中のコラムから60編を厳選。ニュースにならない粋な物語が心に響きます。

書籍

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目次

00 紙つぶて
01 トマトとジノリ
02 ある日曜、骨董市で
03 ベゴニアが咲く頃
04 三十七個目の気持ち
05 夢を作る兄弟
06 奇数年のヴェネツィア
07 楽譜を焼く名人
08 雪山とワイン
09 冬の海
10 笑って、一年
11 お祝いづくし
12 花屋からの贈り物
13 おいくつですか?
14 真冬の珍味
15 教授の手土産
16 特別なLP
17 南仏の食堂で
18 横から見て、上からも見る
19 旧いミラノに会いに行く
20 僕の気持ちを届けてください
21 分身に会うために
22 春の顔
23 好きな本の見つけ方
24 春草の味
25 知らなかった風景
26 意外な発見
27 フェデリカからの手紙
28 花の声
29 ヴェルディが伝えたかったこと
30 ビキニテスト
31 食べたいものを言ってごらん
32 気を抜くセンス
33 キオスクは知っている
34 サルデーニャのパスタ
35 SNSで始まる熱い夏
37 二十八グラムで始まる熱い夏
38 だから美味しい
39 シチリアからの礼
40 カラフルな相棒
41 留守番とイチジク
42 窃盗団のおかげ
43 母親に似て美しい
44 モンテ・ナポレオーネ通りの裏を行く
45 どこでもキャンバス
46 冬が来る
47 創る町、ミラノ
48 ニンジン日和
49 最初の一歩
50 冬の足音
51 石に秘める気持ち
52 色とりどりの毎日
53  一度きりの鑑賞
54 まさかの収穫
55 第二日曜日の音
56 たちうちできない味
57 昼食と画家と仮面
58 熟成四十四年の味わい
59三月に会える友だち
60引き出しの中のイタリア 

略歴

[著者]
内田洋子 うちだ・ようこ
エッセイスト。東京外国語大学イタリア語学科卒業。マスメディア向け情報を配信するUno Associates Inc.代表。2011年に『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で「日本エッセイスト・クラブ賞」、「講談社エッセイ賞」を同時受賞。その他の著書に『ミラノの太陽、シチリアの月』(小学館)など。イタリアで出会った人々の人生の陰影を鮮やかに描きだし、高く評価されている。イタリア在住。
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