独裁者の妻たち

独裁者の妻たち
アンティエ・ヴィントガッセン 著

渡辺一男 著

  • 書籍:定価2640円(本体2,400円)
  • 四六判・上製/288ページ
  • ISBN978-4-484-03109-5
  • 2003.11発行

スターリン、ムッソリーニ、毛沢東、ミロシェヴィッチ…… 「権力のエロス」に溺れた女たちの運命!

書籍

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内容

権力はもっとも強力な媚薬である
ヘンリー・キッシンジャー

目次

はじめに

スターリンの妻たち

服従する女――エカテリーナ・スワニーゼ
抵抗する女――ナジェージダ・アリルーエワ
黙認する女――ローザ・カガノヴィチ

ムッソリーニの妻と愛人
賢明なる正妻――ラケーレ・ムッソリーニ
愚かなる愛人――クララ・ペタッチ

スペイン王妃になろうとした女
カルメン・ポロ・デ・フランコ

文化大革命を起こした元女優
毛沢東夫人、江青

ルーマニアのドラキュラ伯爵夫人
エレナ・チャウシェスク

貧者の聖母を演じきった女
エバ・ぺロン

ベルリンの壁のなかの女王
マーゴット・ホーネッカー

ユーゴスラヴィアに殉じた女
ヨヴァンカ・ブロズ・チトー

セルビアのマクベス夫人
ミリャナ・マルコヴィッチ=ミロシェヴィッチ

おわりに

訳者あとがき

参考文献

著者

アンティエ・ヴィントガッセン(Antje Windgassen)
ハンブルク在住の著作家。著書に『光を求めて――アレクサンドラ・ダヴィッド=ネールの生涯』『インドの母――カストゥルバ・ガンディーの生涯』がある。

訳者

渡辺一男(わたなべ・かずお)
1946年生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。1999年山形県大学辞職後は翻訳に従事。神奈川県小田原市在住。訳書に『ヒトラーをめぐる女たち』『なぜそんなに痩せたいの?――「美人」になりたい女の社会心理学』(阪急コミュニケーションズ)がある。

●装丁/中村友和(ROVARIS)

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