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じいじ、最期まで看るからね 育児と介護のダブルケア奮闘記

じいじ、最期まで看るからね
高橋里華 著
  • 書籍:定価1540円(本体1400円)
  • 電子書籍:価格1232円(本体1120円)
  • 四六判・並製/224ページ
  • 978-4-484-21209-8
  • 2021.3発行
「どうして、私がやらなければならないの?」
「いつまで続くの?」
「なんで、あの親がこうなってしまったんだろう……」
介護は誰もが通ると思われる、ライフステージのひとつ。
たしかに大変なこともあるけれど、それだけじゃない。

16年目の介護生活から見えてきたこと、家族のありかたを綴ったエッセイ
 


 

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はじめに

 結婚前後に、祖父母や母親、義父母が次々と体調を崩していきました。
 つまり、この頃から、ゆるやかに私の介護生活が始まっていくのです。
 38歳で長女を産み、ほどなくして義父母と同居。このあたりから、急速に、しかもどっぷりと介護生活に突入していきます。
 ふたりめの子どもも産まれ、育児と介護を同時に担うダブルケアに翻弄し、いまも毎日、息をつく暇もないほど、忙しい日々を送っています。
 
 介護は「大変」「孤独で苦しい」というネガティブな印象が強いと思います。
 たしかに大変です。でも、自分の考え方を変えたり、やり方の工夫をすることで、自分の生きがいのひとつに感じられることもあります。
 本書では、病気の家族との向き合い方、認知症の症状、その対応、そのときに動く自分の気持ち、介護を必要としていない家族との向き合い方など、できるだけリアルに私の介護生活をお伝えしていきます。
 
 おそらく、介護をしている多くの人が抱える共通の悩みもあると思います。
「なんで、私がやらなくちゃいけないの」と思ったり、
「シモの世話がいつまで続くのか」と不安になったり、
「なんで、あのお母さん(お父さん)がこうなってしまったの?」と親の豹変ぶりにショックを受けたり……。
 私もこうした道を通ってきたので、本書では、私なりの解決策をまとめています。
 
 私自身、介護の仕事をしている妹や、ネットからいろいろな情報をもらって、参考にしたり、危機を乗り越えたりしたことが何度もありました。本書も介護の苦労を乗り越える力のひとつになると、うれしいです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


目次

第1章 33歳のときに始まった祖母の介護
第2章 夫の父母(「じいじ」と「ばあば」)との同居が始まる
第3章 家族の病が重なっていく
第4章 それでも人生は続いていく


著者略歴

高橋里華(たかはし・りか)
1972年埼玉県生まれ。87年に第1回全日本国民的美少女コンテストで入賞し、芸能界デビュー。90年代を中心に活躍し、5年間で小林製薬やP&G、トヨタ等60本ものCMに出演。11年からは義父母と同居し、現在は認知症の義父の介護と、ふたりの子どもの育児に奔走する毎日を過ごしている。東京都在住。


編集協力 小川真理子(文道)
撮影 河内 彩
装幀 椋本完二郎
校正 株式会社 文字工房燦光