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怠けてるのではなく、充電中です。 昨日も今日も無気力なあなたのための心の充電法

怠けてるのではなく、充電中です。
ダンシングスネイル 著
生田美保 訳
  • 書籍:¥1500(税別)
  • 電子書籍:¥1200(税別)
  • 四六判・並製/280ページ
  • ISBN978-4-484-20104-7
  • 2020.5発行
人に迷惑をかけないように、
「普通の大人」でいるために、
気を張り詰めることに疲れたあなたへーーー




何をしても面白くないし、すべてが面倒くさい。
心は憂鬱だけど、わざと明るいふりをして笑う。
何もしてないのに心だけ疲れてる。将来が不安で眠れない。

「私、どうしてこうなんだろう…?」

無気力、憂鬱、不安、面倒etc. 
誰にもでも訪れる人生のスランプを克服する小さくても確実な私の心の充電法!


書籍

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電子書籍

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内容

「どうしようもないことはどうしようもない」と考えるのがよいときもある。
でも「どうしようもなかった」とクールに振舞おうとしても思い通りにいかないのが平凡な私たちの人生。
だから、ある関係の賞味期限が尽きたときに宇宙の塵にならないための、
奥の手を用意しておかなくてはならない。(本文より)


目次

PROLOGUE

 
PART 01
なんで自分はこうなのか自分でもわからない

01 私ものびのびと陰りのない人だったら 
02 私の何を知っているっていうの? 
03 いったいどうしたいのよ 
04 私って不幸な運命なのかしら 
05 人生に計画通りいくものなんてあるかね? 
06 宇宙迷子 
07 私だけひとり違って見えるのはイヤ 
08 みんなログアウトしてもらえますか? 
09 完璧じゃないと愛されないの? 
10 頑張らなくても器用にできる人がうらやましい


空っぽの心を充電する私だけの小さな儀式
1 自由気ままに生きたいけど勇気が出ないとき 
2 ネガティブな感情がうずまくとき 
3 自分の人生だけ足踏み状態のような気がするとき 


 
PART 02
大人になりきれない私の面倒くさい1日

11 大人とはなんぞや 1 
12 大人とはなんぞや 2 
13 今日も心の中では泣いているけど 
14 正直なのが魅力ですって? 
15 今日も人の目ばかり気にしていました 
16 何が悲しくて泣きたいのさ 
17 いい加減、おバカは卒業したいです 
18 独り立ちの夢 
19 なんで断れないの 
20 今日もウ○コを踏んじゃいました 
21 人間関係にも賞味期限ってありますか 
22 今から始めるにはもう遅すぎる 
23 自然の摂理 

 
空っぽの心を充電する私だけの小さな儀式
4  通帳の残高にため息が出るとき 
5  宇宙全体から嫌われているような気がするとき 
6  通勤ラッシュ中に魂が家出したとき 



PART 03
今日も明日もずっと家にいたい

24 何もかもが面倒くさいときがある 
25 うつ克服方法の矛盾 
26 LINEの友達リストをながめまわす夜 
27 一緒にいるときでもひとりの気分 
28 こんな風に生きていて大丈夫かな 
29 ちょっと時間が必要なとき 
30 コントロールできない状況に疲れたとき 
31 人に会うととにかくエネルギー消耗 
32 おうちゲージ満タンです 
33 努力がメシを食わしてくれるか? 

 
空っぽの心を充電する私だけの小さな儀式
7 来てもいない未来が心配で眠れないとき 
8 自信喪失しているとき 
9 考えが後から後からわいてきて苦しいとき 

 

PART 04
やりたくないのは極めて正常です
34 忙しいのが終わるといつも空虚 
35 これが間違った選択だったらどうしよう 
36 どうしてもポジティブに考えなきゃダメ? 
37 私が私で本当にイヤ 
38 わぁ、半分も空いてる! 
39 どんなに頑張ってもゴールが見えてこない 
40 もう全部諦めてしまいたい 
41 生きる張り合いがないとき 
42 幸せな時間は長く続かないって知ってる 

 
空っぽの心を充電する私だけの小さな儀式
10  財布が厚くなるほど心が貧相になるとき 
11  ただひたすらゴロゴロしていたい自分自身が情けないとき 
12  何もしないでいて心が不安なとき 

PROLOGUE

ひどい憂鬱と無気力に侵されていた人生の暗黒期には、大げさ
ではなくて本当に、本を1行読むのですらしんどかった。だから、
当時の私と同じ状況にある人が気軽に読めるコンテンツが作りた
くて絵日記を書き始めた。稚拙ながらもそこに短い文章をつけた
ら、それになぐさめられたという人たちが出てきて、そんな人た
ちによって私もまたなぐさめられ、その内容をまとめて本を作る
ことになった。

この本は、私の憂鬱と無気力がピークに達していた20代の半ば
から後半にかけての3~4年間の記録をあっさりしたトーンで編
集しなおし、私の断片的な考えを記したものである。本を書いて
いるあいだも私はまだ無気力を克服中で、大丈夫じゃない日は相
変わらずやってきた。思考パターンを変えるために何年も努力し
てきたにもかかわらず、ときどき、心が地下30階までストーンと
落ちていってしまうことがあった。

そうやって自分の日常がバランスを崩しているときは、SNS
に書き込まれた「なぐさめられる」、「ありがとう」といったコメン
トを見るとモヤモヤした。「無気力症にかかったけど今はある程度
克服した」という話を連載するようになってから、変な責任感み
たいなものを感じるようになってしまった。私を見て、自分も元
気になれると希望を持つ人もいると思うとなおさら、元気な姿し
か見せてはいけないような気がして心が重かった。そんな風に責
任感に圧迫感まで加わって、胸の奥深いところからだんだん焦げ
ついていくような、よく知っている感情がたびたび顔を見せては、
私にのしかかった。

でも、そうやって繰り返し訪れる無気力感にもこの頃は変化が
見えてきた。このあいだのそれは不思議なくらい短かった。かつて
のように無気力な気分に押しつぶされてしまいたいときでも、少
し経つと普通に戻ってしまった。たぶん、私の中で無気力が寄生で
きる場所がだんだん小さくなってきたせいだろう。無気力な気分
は、すでに存在する無気力感を宿主として増殖する。だから、自分
の中の無気力感が小さくなればなるほど、新しい無気力が寄生す
る場所も狭くなる。この本を書きあげる頃には、心のアカが剥がれ
落ちていく手応えがあった。ゆっくりだが少しずつ、確実に。
相変わらず孤軍奮闘している私が、誰かをなぐさめようなんて
いう大層な目標のもとにこの本を作ることができたのは、私自身
がカウンセリングとコーチングのほか、ポッドキャストや本を通
していろんな人からなぐさめられてきたので、必ずそのお返しを
しようという気持ちがあったから。専門家が書いた本には及ばな
いが、専門家のカウンセリングを通して自分のやり方を身につけ
た私の話が、似たようなつらい状況にある誰かの助けになること
を願っている。

無気力はストレス状況に見舞われたときに現れる反応であっ
て、病気ではない。だから、絶対に大丈夫になると信じることをい
つも忘れないで。

略歴

[著者]
ダンシングスネイル Dancing Snail

イラストレーター、イラストエッセイ作家。海外ドラマを通し
た人生勉強の有段者。「ウチ族」としてこの世に生まれ落ち、憂
鬱の中に潜むウィットを見つけ出して絵にするのが好き。
長いあいだ、無気力症、うつ、不安症を患い、「私だけがおかし
いのか」と自問する日々の中、自分自身をなぐさめ、心の中の
思いを吐きだそうという極めて個人的な理由から、絵を描き
文章を書き始めた。大人でも子どもでもない、世の中のすべて
の「コドモオトナ」たちへ、「あなただけじゃないから大丈夫」
というはげましのメッセージになればと思っている。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』(ペク・セヒ著、山口ミ
ル訳、光文社)、『そのまま溢れて出てしまってもいいですよ』
(未邦訳)、『一人でいたいけど寂しいのは嫌』(未邦訳)など多
数の本のイラストを描いた。


[訳者]
生田美保 Ikuta Miho
1977年、栃木県生まれ。東京女子大学現代文化学部、韓国放送
通信大学国語国文学科卒。2003年より韓国在住。訳書に、ク作
家『それでも、素敵な一日』(ワニブックス)、キム・ヘジン『中
央駅』(彩流社)、イ・ミョンエ『いろのかけらのしま』(ポプラ
社)、ファン・インスク『野良猫姫』(クオン)などがある。
[装丁+本文デザイン] 中野由貴 
[校正] 円水社