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ペンブックス そして怪物たちは旅立った。 時代を創った100人への手紙

そして怪物たちは旅立った。
島地勝彦 著
  • 書籍:¥2000(税別)
  • 電子書籍:¥1600(税別)
  • 四六判・並製/320ページ
  • ISBN978-4-484-19211-6
  • 2019.3発行
歴史上に名を残す100人の偉人、賢人、そして悪党まで、
その人のなかに棲む"怪物性"を見事に抉り出す――

元『週刊プレイボーイ』編集長にして、現在はエッセイスト&バーマンとして健筆とシェイカーを振るう島地勝彦。
彼が2014年から4年にわたって雑誌Penに連載してきた『そして怪物たちは旅立った。』が1冊の本になりました。
敬愛する「怪物たち」へ宛てた、ユーモアと愛が込められた追悼文を、今宵のシングルモルトのお供にいかがでしょうか。

「怪物は単なる悪党ではない。むろん善人でもはない。
両方の面を具えているというよりも、見る人によって、どっちともとれるようでなければならない。
馬鹿では怪物になれないが、利口すぎてもいけないのである。
複雑怪奇で、割りきることができないばかりではなく、
分母も分子も大きくなければならない」
                  ーー大宅壮一『昭和怪物伝』より



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怪物たちの見事な生き様と死に様を語る。

開高健、柴田錬三郎から薫陶を受け、 80年代には編集長として鋭い嗅覚で時代を切り取り、 「週刊プレイボーイ」を100万部にまで育て上げた島地勝彦が、リスペクトする歴史人物たちへ宛てた100通の弔辞。
登場する人物は、アル・カポネからチャーチル、カエサル、 シャネル、ヒトラー、ゴッホ、吉田茂、ジョブズなど、 偉人、賢人、奇人に悪党まで。
クスリと笑えるエピソードや男のロマンを感じさせる武勇伝を語る ユーモアに富んだシマジ節をお楽しみください。

目次

001 アル・カポネは善人ではないが、それほど悪人でもない。
002 大宰相・チャーチルの真骨頂は、歴史をも動かす強運である。
003 藤田嗣治は狂人だったが、努力の画家でもあった。
004   ペスト患者の頰にもキスをした、人たらしナポレオンの人望。
005 ユリウス・カエサルに学んだ、稀代のモテ男の7箇条。
006 ”まっさん“こと竹鶴政孝は、燃えるような情熱の男だった。
007 南極に散ったスコット大佐は、負けてもなお英雄である。
008 アレクサンドロス大王が、もしも日本まで来ていたら。
009 ジョージ4世の浪費こそが、英国の文化をつくった。
010 退屈を捨てたチェ・ゲバラは、女も男も惚れる男であった。
011 フランク・シナトラの母上は、世界一の親バカだった。
012 最悪の独裁者ヒトラーは、あまりにもストイックだった。
013    怪物ピョートル大帝は、近代ロシアの父である。
014    マリー・アントワネットは、悲劇的で高貴な王妃だった。
015   稀代のモテ男カザノヴァは、多くの女と自由を愛した。
016   マッカーサー元帥に、日本の今後を訊いてみたい。
017   天才的歌姫マリア・カラスは、平凡な家庭の母親に憧れた。
018   田舎の天才学者・南方熊楠は、学校嫌いの勉強好きだった。
019   サマセット・モームは、わたしと同じドモリだった。
020   天才編集者・宮武外骨は、ユーモアを武器に戦った。
021  鞍馬天狗の嵐寛寿郎は、本当のプレイボーイだった。
022  最強の外交官タレーランは、下半身外交を武器にした。
023  二代目広沢虎造の浪曲は、日本が誇るオペラである。
024  四国の大将・坪内寿夫は、仕事も遊びも豪快だった。
025  孤独にして孤高の天才、数学者チューリングを想う。
026  チャップリンの喜劇の原点は、人生の悲劇である。
                                                                                     etc.



略歴

島地 勝彦

青山学院大学卒業後、集英社に入社。
「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同誌編集長に就任、 100万部雑誌に育て上げる。
その後、「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、 集英社インターナショナルの代表取締役に。
2008 年に退任後、作家・バーマンに転向。

●ブックデザイン/松田オフィス
●校正/円水社