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子どもの味覚を育てる 親子で学ぶ「ピュイゼ理論」

子どもの味覚を育てる
ジャック・ピュイゼ 著
石井克枝/田尻泉 日本版監修
鳥取絹子 訳
  • 書籍:¥1,600(税別)
  • 四六判・並製/312ページ
  • ISBN978-4-484-17108-1
  • 2017.9発行
味覚教育理論の基本として世界中でひろまっている
「ピュイゼ理論」のすべてがこの1冊に。


子どもに味わうことを教えるとは、食べものや飲みものから
幸せな経験を得ることを時間をかけて教えることです。
五感を働かせて感じた「味覚」を言葉で表現しましょう。

フランスの「食育」「味覚教育」のスタンダード
「味覚の目覚め10回コース」を日本版に大幅改訂。


書籍

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内容

家庭・学校で実践する、子どもの味覚教育。


子ども時代、つまり思春期の前に自分たちが食べたり飲んだりするものの味覚について学ぶことが必要です。食べるという行為は、身体を維持するために衛生面や栄養面を考慮して肉体を満足させるだけではありません。食べることで心が解放され、それによって精神的に満足することができます。この精神的な満足感は私たちが持っている五感のみで感じることができるのです。(「日本の読者のみなさまへ」より一部抜粋)

味覚教育理論の基本として世界中でひろまっている
「ピュイゼ理論」のすべてがこの1冊に。



目次

日本の読者の皆さまへ
味覚の教育 まえがきにかえて
 
第1部    好き、嫌い
第1章 味覚の構造
第2章 味覚の発達、新生児から思春期まで
第3章 味覚の多様性
 
第2部    味覚と学校
第1章 たくさんの子どもたちが味覚を学ぶ
第2章 味覚の目覚め10回コース
 第01回 五感について
 第02回 味覚と4つの基本味
 第03回 一食のメニューを構築する
 第04回 嗅覚
 第05回 視覚
 第06回 触覚
 第07回 味覚を妨害するもの
 第08回 私たちの地方
 第09回 まとめ
 第10回 楽しいときを分かち合う
 
第3部    家庭での味覚 家族とともに
 
第4部    実践のためのヒントとアドバイス 味覚教育のキーワード
 
結論
あとがき

プロフィール

<著者>
ジャック・ピュイゼ(Jacques Puisais
味覚研究所副所長(前身の「フランス味覚研究所」創設者兼会長)、子どものための味覚教育研究会(IDGE)名誉会長、理学博士、ワイン醸造学者、フランス農事功労賞コマンドゥール受勲。醸造学、味覚の権威として世界的に知られる。食べものが持つ感覚を感じることができない人が多くなっていることや子どもたちの食環境に危機感を抱き、1964年から味覚を育てる理論を開発。1974年に最初の「味覚を目覚めさせる授業」を実施して以来、フランス全国の小学校で10数万人の子どもたちが参加している。現在、「ピュイゼ理論」は味覚教育理論の基本として世界中にひろまっている。

*Institut de Developpement du Goût chez l’Enfant。ジャック・ピュイゼ博士により提唱された味覚教育理論を基礎とし、日本の食文化や風土を大切にした日本における子どものための五感を使った「味覚教育」を研究、実践している。
 

<日本版監修>
石井克枝(いしい・かつえ)
「子どものための味覚教育研究会(IDGE)」会長、千葉大学名誉教授、淑徳大学看護栄養学部教授、内閣府食品安全委員会委員、博士(農学)。調理科学ならびに家庭科教育の第一人者として知られ、小中高等学校の教科書の編纂にも携わる。2012年にピュイゼ氏と真の味覚教育について話し合ったことをきっかけに、教えない、主体的に感じて認識する力を育てる新たな食育のあり方として日本ならではの味覚教育の研究と実践を行う。『食品を科学する』(大成出版)、『新調理学』(光生館)など著書多数。
 
田尻泉(たじり・いずみ)
子どものための味覚教育研究会(IDGE)代表兼チーフ―コーディネーター。2005年よりジャック・ピュイゼ氏をサポートし、日本における味覚教育の普及に努める。2012年、同氏とともに子どものための味覚教育研究会(IDGE)を設立。長年、食文化交流、食と健康の啓発に従事している。フランス農事功労賞シュヴァリエ受勲。
 
 
<訳者>
鳥取絹子(とっとり・きぬこ)
翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業後、出版社勤務を経て、1972~74年パリ滞在。帰国後、翻訳家およびジャーナリストとして活躍している。主な著書に『「星の王子さま」 隠された物語』(KKベストセラーズ)、訳書に『フランスのパパはあわてない』『フランス人は子どもにふりまわされない』『最新 地図で読む世界情勢』『沈黙の美女』(すべてCCCメディアハウス)、『ピカソになりきった男』(キノブックス)、『素顔のココ・シャネル』(河出書房新社)、『ビッグデータという独裁者』(筑摩書房)などがある。
イラスト:tent
本文デザイン・装丁 五味朋代(株式会社フレーズ)
校閲:円水社